外壁・屋根・窓 | 玄関・階段・廊下 | LDK |
サニタリー(バス・洗面・トイレ) | 居室・寝室・子ども部屋・和室 | 太陽光発電・蓄電池・省エネ |
エクステリア・ガーデン | 増築 | その他 |
邸宅 | 施工金額 | 施工日数 | 築年数 | タイプ |
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広島 M様邸 | 300~600万円 | 30日 | 21年 | ツーユー |
M様邸の奥様は、現在お一人暮らし。3年ほど前にご主人を亡くされ、ご長女とご長男は、それぞれご結婚され、遠方にいらっしゃいます。
これまでに、外壁の塗装と、ベランダの防水工事をされていますが、間取りを変更するリフォームは初めてです。
「最初は、トイレの水の流れが悪くなって、お向かいの水道設備屋さんにお願いしようかと思っていました。息子に相談したところ、『それより先にお風呂を何とかしなさい』と言われたんです。お風呂の出入口に段差があって危ないだろうと……それで、田鍋さんに相談しました。主人に先立たれて沈みがちだったので、とにかく明るくしてくださいとお願いしたんです」と、奥様。
実は、M様邸のご長男は、お仕事がマンションなどを扱う建築関係。そのご長男の想いも反映させるカタチで、浴室や洗面所、トイレを、将来にわたって、安全で使いやすいようにしていくことを主題にプランづくりが始まりました。
まず、浴室を使いやすくするために、スペースを広げようとなりましたが、そこで問題となったのがトイレの位置。階段下にあった収納の場所にトイレを移設する案が、「玄関を入って真正面なので、もしもトイレに入っている時にお客さんがいらしたら、トイレから出て『いらっしゃい』というのは嫌だ」と、奥様が反対されたのです。そこで浮かび上がったのが、トイレのドアの前に袖壁を設ける案。
「なるほど!と思いました。そのうえ、そこにステンドグラスをはめ込もうということで……ただ、最初は、ガラスブロックに決めかけていたんです。ステンドグラスって、教会にあるような原色を使った重々しい雰囲気で、あまりいいイメージが無くて……ところが、最後の最後で、設置例とかも見せていただくと、まったく違って、淡くてライトな色合いなものが多く、すぐに決まりました」と、奥様。
こうして生まれ変わったM様邸のサニタリー。トイレを移設することで無くなった階段下の収納も、「奥に長いばかりで、あまり使いこなせていなかったんです。その代わりに、キッチンへの動線に使いやすい収納ができて、その点でも満足しています」とのこと。また、ご長男も、帰省された際、洗面所や広くなった浴室をご覧になり、「良くなった」と、納得されているそうです。