10年前にニュー・セラーノを新築されたDさんご夫妻。お二人とも定年を迎え、ご主人はボランティアで地域のサークルの会長を、奥様も定年後、第二の職場にお勤めです。二人のお嬢様は既に嫁がれており、ご夫婦水入らずの暮らしを楽しんでおられます。

そんなご夫妻が、豊かな”シニアライフ”のためにと進められたのが今回のリフォーム。きっかけは、バラの栽培がご趣 味という奥様が、ニューセラーノの和風の外観イメージが、なんとなくバラにマッチしないという想いがあり、「エコシャンテのタイルなら、バラも似合いそ う」と検討を始められたそうです。

「もちろん、今後のメンテナンスも楽になるということで、将来、娘たちに迷惑をかけるよりは、今のうちにリフォームしておけばと考えたんです」とは、奥 様。それで、「どんな感じになるかなという軽い気持ちでファミエスのショールームを訪ねたら、運悪く生田さんと目があってしまって……」ということで、トントン拍子に話が進んでいったのだとか。
一方、「間取りの都合で階段が北側になり、明かり採りの窓も一つだけで、昼間でも薄暗かったんですよ」というように、ご主人は新築した当初から階段ホー ルの暗さがご不満だった様子。リフォームの話が具体的になっていく中で、「お父さんの不満も解決してあげたら……」というお嬢様の一言で、階段部のリ フォームも追加することになりました。そこで、階段部を吹き抜けにして明るさを確保。また2階を増築したことで、外観に変化も生じ、まったく新築のような 印象の住まいに生まれ変わりました。
「3年前にバラの栽培を始めた当初は、東側のスペースだけだったんですが、だんだん本格的になって南側の庭にも”浸食”していったんです。すっかりお洒 落な外観になって、これでつるバラを壁に這わせても似合いそうなんで大満足ですよ」と、笑顔の奥様。庭には、ご自慢のバラが幾株も植わっています。

明るく開放感もたっぷりの1階の階段ホールは、ちょっとしたギャラリスペースに。「昼間に明かりを点けなくても十分に明るいですよ。絵画はもらいものば かりなのですが、こうしたゆとりを大切にしていくのが、私たちのこれからの暮らしに大切なことなのでしょうね。いいリフォームができたと思います」と、ご 主人もご満足の様子です。

「階段ホール部分が明るくなったのはもちろんなのですが、エコシャンテのおかげで、部屋の中がとっても静かです。それに、真夏に部屋を閉め切って外出し て帰宅したときも、以前と比較すると熱気がこもりにくくなって快適でしたね。担当してくれた生田さんは、実は新築の時の担当でもあったんです。こちらの想 いをよく酌んでくれて、いい提案をしてくれました。退職して、家にいる時間が長くなりましたから、こうして住まいにお金をかけるというのは間違っていない と思いますね」というご主人。庭のバラだけでなく、部屋の中の至るところに絵画や置物がディスプレイされており、”シニアライフ”を存分に楽しんでいらっ しゃる様子が窺えるお住まいでした。