ご両親との同居を決め、親子共同でセキスイハイムを新築されてから9年。キッチン・浴室などの水回りから、リビング・ダイニングなども共用の「完全二世帯同居」で暮らしていましたが、ライフサイクルの変化とともに、いろいろ不都合な部分がではじめました。そこでT様は新築時の担当者に、リフォームによる「分離型二世帯同居」を相談。そこから今回のリフォーム計画がスタートしました。

1階の玄関と浴室を親世帯との共有とし、子世帯専用のLDK・寝室・居室・シャワーブース・洗面所を2階に設けました。ユニット増築が可能にしたリフォーム術です。ウォークインクロゼットも以前よりも広くとり、たっぷりと洋服などを収納できるようにしました。浴室は親世帯と共用ですが、新たにシャワーブースを設けたことで、「両親に気兼ねなくいつでも汗を流せて快適です。ゆっくり湯船につかるときは今まで通り1階の浴室を使っています」とT様。居室は将来の子供部屋です。

「LDKにはこだわりました」とT様。ご夫妻共にたくさんの友人を招かれる機会が多く、歓談スペースを広くとることを希望されました。

床を2段上げスキップフロアにし、畳敷きにしています。その一部を掘り込み、大きな座卓を置きました。お客様が足を下ろしてゆったりと過ごせます。普段は座卓を外して掘り込みに畳を敷いてフラットな空間として使われています。

キッチンは対面式。家族やお客様と会話を楽しみながら料理もはかどります。LDKは、T様邸のつどいの中心になりました。