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2025年03月24日

鳥取県で注文住宅を建てる。相場やエリア別の土地価格も紹介!


この記事では、鳥取県で注文住宅を建てるときに必要な費用相場を分かりやすく解説します。注文住宅の建築費用、土地取得費用の平均価格から、それぞれの相場をチェックしてみましょう。また、鳥取県の人気エリアと大まかな土地相場もご紹介しますので、注文住宅を建てるエリアで迷っている方もぜひご覧ください。
 

鳥取県の注文住宅づくりの基礎知識

鳥取県で注文住宅を建てようとしているのであれば、まずは鳥取県の特徴を押さえておきましょう。中国地方の北東部に位置する鳥取県は、東西約120km、南北約20~50kmと、東西にやや細長い県です。南部は中国地方、最高峰の大山をはじめ、中国山地の山々が連なり、 北部は日本海に面し、鳥取砂丘をはじめとする白砂青松の海岸線が続きます。山地の多い地形ながら3つの河川の流域に平野が形成され、それぞれ鳥取市、倉吉市、米子市が流域の中心都市として発達しています。また、鳥取県の気候は比較的温暖で、春から秋にかけては天気が良い日が多く、一方で、冬は降雪もあるなど四季の移り変わりが鮮明です。さらに台風などの自然災害が少ないエリアとなっています。

 

鳥取県の基本データ(令和7年2月時点)

県庁所在地 鳥取市
人口 約53万人
人口密度 163.5人/km² 
面積 3,507 km²

鳥取県で注文住宅を建てる方の多くが、「自然に囲まれた場所で過ごしたい」「伸び伸びと子育てをしたい」という理由が多くなっています。鳥取県で建てる注文住宅は、夏と冬の寒暖差など気候や地域特性を考慮したデザインや省エネ性能がポイントになります。また、人口密度が低いことから、庭付きなどゆったりとしたスペースの土地を確保しやすくなっています。そんな鳥取県では、注文住宅を建てる平均年齢となる30~40代の持ち家所有率が約70%と全国と比較して高く、大都市圏である東京や大阪と比較して、所有している土地の面積がかなり広めである特徴があります。自然が豊かな広い土地で注文住宅を建てやすいというメリットが鳥取県にはあります。

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鳥取県の注文住宅の費用相場

実際に鳥取県で注文住宅を建てた方のデータを参照して、建築費用と土地取得費用の相場をチェックしてみましょう。住宅金融支援機構のフラット35を利用した方のデータから、全国と鳥取県を比較してみます。なお建築費用は税抜価格で記載をしています。

 

注文住宅のみの建築費用(建て替えなど)

まずは注文住宅の建築費用をチェックしてみましょう。建て替えやすでに土地を購入済みの方は注文住宅のみ、これから土地を探す方は土地付注文住宅のデータを参考にしてください。

地域・都道府県 敷地面積 / 延床面積 建築費用
全国 334.5㎡ / 119.5㎡ 3,861.1万円
鳥取県 385.2㎡ / 99.5㎡ 3,108.3万円

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より抜粋

鳥取県内で注文住宅の建物部分のみフラット35で住宅ローンを組んだ方の平均建築費用は3,108.3万円でした。広い敷地面積に、全国より20㎡ほど狭い延床面積の家を建てることが多いようです。また、建築費用は全国と比較すると約700万円低い傾向があります。
 

土地付注文住宅の建築費用(土地+注文住宅を購入)

地域・都道府県 敷地面積 / 延床面積 建築費用
全国 249.9㎡ / 111.2㎡ 3,405.8万円
鳥取県 271.4㎡ / 96.9㎡ 2,920.2万円

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より抜粋

土地と建物をセットで住宅ローンを組んだ方の、鳥取県の平均建築費用は2,920.2万円(※土地代除く)です。土地付注文住宅に関しても、やや前項と比較して低い傾向にあります。

 

土地取得費用

地域・都道府県 敷地面積 土地取得費用
全国 249.9㎡  1,497.6万円
鳥取県 271.4㎡ 633.6万円

土地取得費用に関しては、大都市圏を含む全国平均と比較すると低い傾向になります。もちろん鳥取県内でもエリアによって大きく相場が変わってくるので、後ほどエリア別に解説します。

 

鳥取県の注文住宅費用総額(土地+建物):3,553.8万円

土地付注文住宅のデータを合計すると、費用総額は約3,553.8万円になりました。鳥取県では、大都市圏と比較すると土地取得費用を抑えられることもあり、建物に予算の比重をおくことが多いようです。

実際に、注文住宅を建てるときは、土地選びのコツや効率の良い間取りアイデアを採り入れる必要があるでしょう。この数字はあくまで平均のため、選ぶ住宅会社や間取りプランで変動する可能性があります。しかし、1つの基準として覚えておくと、モデルハウス見学や住宅会社選びの際に役に立つかもしれません。費用総額を正確に把握するためには、土地価格を含めた詳細な見積もりが欠かせません。土地探しから家づくりを検討されているのであれば、セキスイハイム中四国にお気軽にご相談ください。

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鳥取県の注文住宅人気エリアの土地相場


鳥取県全体の土地相場を調べたところ、駅近辺など立地条件の良いエリアとの差はありますが、下記の通りとなっています。

市町村地価ランキング上位10エリアを以下にまとめました。

市区町村 坪単価
米子市 12万1413円/坪
日吉津村 11万9834円/坪
鳥取市 10万9840円/坪
倉吉市 7万2727円/坪
湯梨浜町 4万8884円/坪
八頭町 4万6632円/坪
境港市 4万3471円/坪
三朝町 4万1487円/坪
伯耆町 4万1046円/坪
智頭町 3万9449円/坪

土地DATA(2024年[令和6年])より引用

 

鳥取県の土地相場の特徴

鳥取県で注文住宅を建てる際には、土地価格の特色を把握することが重要です。鳥取県においても地域ごとに土地の価格に差があり、米子市、日吉津村、鳥取市などの人気エリアでは県内の中でも比較的高額になる傾向があります。また、鳥取県で注文住宅を建てる際は、土地の形状や地盤の状態、市街化調整区域の有無なども価格に影響を及ぼすため、土地探しの際には慎重な確認が必要です。さらに、鳥取県鳥取市では「鳥取市景観計画」が策定されており、市域全域が景観計画地区となっています。中でも、景観上重要な地域は「景観形成重点区域」に指定され、このエリアに建物を建てる際は「景観法」と「鳥取市景観形成条例」の規定に従わなければならないので注意が必要です。

 

鳥取県の人気エリアとその特徴

鳥取県の人気エリアを3つの地域に分けて解説します。

 

米子市

米子市は、鳥取県の西部、山陰のほぼ中央に位置する都市です。「伯耆富士」(ほうきふじ)とも称される国立公園大山を東に臨み、北は日本海、西には汽水湖として日本で5番目の面積を誇ります。市内の大半は平坦な地形ですが、山々が多く、大山山麓から湧き出る水は名水としても広く知られています。交通面では、JRの山陰本線、伯備線、境線が走り、市バスは米子市中心部を巡る「だんだんバス」と淀江町内を巡る「どんぐりコロコロ」が運行。また、国道9号、180号、181号線をはじめとする多くの幹線道路が通っている他、高速道路のICも多数立地しています。

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鳥取市

鳥取市は、鳥取県東部に位置し、1889年に市制施行した山陰地方唯一の特例市です。日本海に面した海岸部一帯は山陰海岸国立公園となっており、日本最大の砂丘地「鳥取砂丘」や、「因幡の白兔神話」の伝承地として知られる白兔海岸など、豊かな自然を有しています。日本海型気候で、冬は豪雪地帯となります。

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西伯郡日吉津村

西伯郡に属する日吉津村は、鳥取県の西部に位置しています。面積4.2㎢の村域は日本の自治体の中でも特に面積が小さく、東京都千代田区の半分ほどの面積となっています。その地理的特異性を活かし、近年では、コンパクトシティとしての街づくりが行われています

 

 

家づくりの相場やエリア別の土地価格を押さえて、鳥取県で理想の注文住宅を建てよう

鳥取県では、冬に積雪が見られることが一般的です。特に1・2月になると積雪が平野部でも20~40cm、山間部ではそれ以上になり、100cmを超えることもあります。屋根に積もった雪の重みで家屋が破損しないよう対策が必要です。また、落雪事故の予防も欠かせません。雪下ろし不要の「無落雪屋根」や熱で雪を解かす「屋根融雪工法」を取り入れるといいでしょう。

家は、家族がこれからの人生を過ごす大切な場所です。妥協することなくご家族やご親族と話し合い、納得できるものを探し求めていく過程は大変かと思いますが、それが“家族の絆”をいっそう深めてくれるでしょう。ぜひ、自分たちご家族に合ったマイホーム計画を立ててみてください。鳥取県で注文住宅を検討されるのであれば、セキスイハイム中四国にお気軽にご相談ください。

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