新着情報・コラム
2024年12月24日
家づくり初心者必見！注文住宅の流れと期間を徹底解説
自由度の高い住宅を建築できるのが注文住宅の魅力の一つですが、注文住宅を購入するには、どんな準備が必要なのでしょうか。
「何から始めたらいいんだろう」「失敗したくないな」「検討開始から引き渡しまでどれくらいの期間が必要なんだろう？」と思っている方に、家づくりのスタートから入居までの流れを詳しくまとめました。これから家づくりをスタートする方はぜひ最後までご覧ください。
注文住宅とは？
はじめに注文住宅の基本知識を押さえましょう。
注文住宅の特徴と建売住宅（分譲住宅）との違い
注文住宅とは、自分たち家族の希望やライフスタイルに合わせて、設計や仕様を一から自由に決めて建築する住宅のことです。これに対して、建売住宅（分譲住宅）はすでに設計・施工済みの住宅を土地とセットで購入する形式です。注文住宅は自由度が高く、間取りや外観、内装などを細かく設定できるため、理想の家を実現しやすい特徴があります。一方で、建売住宅は完成済、もしくはある程度完成形が決まっているため、手間が少なく契約後すぐ入居できる利点があります。
注文住宅を建てるメリット・デメリット
注文住宅の最大のメリットは、家族のライフスタイルや趣味に合った、世界に一つだけの家を実現できる点です。また、建築材料や設備などの細かな仕様も自分たちで選べるので、より質の高い住環境を追求することが可能です。一方で、手続きや工程が複雑で時間がかかることがデメリットとして挙げられます。土地探しや設計、工事において多くの選択肢に向き合う必要があり、実際に検討を始めてから入居するまでの期間が長くなる場合が一般的です。また、予算管理を徹底しないと、当初の想定以上の費用がかかるケースもあるので注意が必要です。
注文住宅を検討する上で知っておくべきこと
注文住宅の家づくりを成功させるためには、事前準備が非常に重要です。まず、家族の優先順位を明確化し、どのような家に住みたいかイメージを具体的にしておく必要があります。また、資金計画をしっかり立てることで、後々のトラブルを防ぐことができます。さらに、ハウスメーカー選びは慎重に行う必要があります。住宅会社によって、提供するプランや費用、施工の流れが異なるため、資料請求やInstagramなどのSNSなども参考に信頼できる住宅会社を選ぶことが大切です。注文住宅の完成には一般的に、少なくとも9ヶ月から1年程度かかるため（※）、スケジュールにはゆとりを持つことも忘れないようにしましょう。
※セキスイハイムでは請負契約から5ヶ月から7ヶ月程度となっています。
注文住宅の流れと主要なステップ
注文住宅を建てる場合、どのような流れで進んでいくのでしょうか。ここでは、大まかな注文住宅購入までの流れを解説します。
理想の家をイメージして情報収集【ステップ1】
注文住宅を建てる最初のステップは、理想の家を具体的にイメージし、そのために必要な情報を収集することです。どのような間取りが良いのか、どのようなライフスタイルに合った家を目指すのかを考えることが重要です。この際、家族全員の意見をしっかりとすり合わせておくと後々のトラブルを防ぐことができます。また、インターネットや住宅展示場のモデルハウスを訪れ、間取りや家事動線などを体感することが大切です。自分たち家族にとって必要な設備やデザイン、収納スペースのアイデアをメモしておくと便利です。
資金計画を立て予算を決める【ステップ2】
資金計画を立てて具体的な予算を検討します。注文住宅は自由度が高い反面、理想を詰め込みすぎると費用がかさみやすい傾向があるため、あらかじめ資金の上限を設定しておくことが重要です。銀行や金融機関で住宅ローンの相談をするほか、自己資金や補助金制度についても調べておきましょう。また、注文住宅では設計費用や工事費用のほか、土地購入費や登記費用などの付帯費用も発生しますので、それらも含めて計算しておくことが大切です。
土地探しとハウスメーカー選び【ステップ3】
注文住宅の流れにおいて、土地探しとハウスメーカー選びは非常に重要なポイントです。注文住宅を建てる場所が決まっていない場合は、まず土地探しを進めます。このとき、希望エリアの土地価格や周辺環境、通勤や通学の利便性などを考慮して選ぶことが重要です。一方で、どのハウスメーカーに依頼するかも慎重に検討する必要があります。住宅会社の実績や得意なデザイン、提供しているアフターサービスの内容を比較し、自分たち家族にとって最適なパートナーを見つけましょう。
間取り設計とプラン打ち合わせ【ステップ4】
候補の土地が見つかり、家づくりを依頼するハウスメーカーの絞り込みができたら、具体的な間取りや設計プランの打ち合わせが始まります。この段階では、家族の希望やライフスタイルに合わせた間取りを細かく検討することが大切になります。リビングの広さ、部屋の数、収納スペースの配置だけでなく、キッチンやバスルームなどの仕様や設備の選定も進めていきます。一般的には、このタイミングで見積もりも提示されるため、予算内で希望を実現するために優先順位を決めていくことがポイントです。
契約・工事開始の準備【ステップ5】
間取りプランや見積もりに納得できたら、工事請負契約を結びます。この契約の際には、工事内容、スケジュール、費用、保証内容などをしっかりと確認することが大切です。一度契約が成立すると、変更が難しくなる場合があるため、十分な注意が必要です。契約後は、建築の詳細な工程が進められ、地盤調査や地縄張りなど工事開始の準備を行います。また、建築資金のローン契約が必要な場合は、この時期に手続きを済ませるようにしましょう。
注文住宅が完成するまでの期間と各フェーズの詳細
多くのステップが必要な注文住宅ですが、実際にどのくらいの時間がかかるのでしょうか。ここでは、引き渡しまでの期間について解説します。
土地探しや住宅会社選びにかかる期間
注文住宅を建てる際の最初のステップとなるのが、土地探しと住宅会社の選定です。このプロセスは約1～3ヶ月を目安に行われることが多いですが、希望条件や立地によってはそれ以上の時間がかかることもあります。理想の土地を見つけるには、インターネットを活用したり、不動産会社に依頼をするなど方法があります。また建築を依頼するハウスメーカーに相談するのもおすすめです。また、住宅会社選びも慎重に進める必要があります。希望するデザインや予算に対応できるハウスメーカーを選ぶことで、スムーズに家づくりを進めることができます。
間取りや見積の打ち合わせに必要な期間
土地や住宅会社が決まった後は、間取りの設計や見積りの提示を受けるフェーズに進みます。このプロセスには約1ヶ月程度を想定すると良いでしょう。間取りの設計では、家族構成やライフスタイルに合ったプランを具体化する必要があるため、家族で十分な話し合いを重ねることが大切です。また、見積りを複数の住宅会社から取ることで比較検討が可能になり、予算に合ったプランを選ぶこともできます。なお、間取りやプランの修正が発生する場合、さらに時間が必要になることも考慮しておきましょう。
建築工事に要する期間の目安
間取りや建築プランが確定し、契約が済んだ後に始まるのが建築工事です。注文住宅の建築工事にかかる期間は、一般的に約3ヶ月から6ヶ月程度が目安とされています。この期間には、地盤補強工事、基礎工事、上棟式、配管工事、電気工事、内装工事、外装工事といった各工程が含まれます。スケジュール通りに進めるためには、事前の計画と住宅会社とのコミュニケーションが鍵となります。天候や資材の調達状況によっては、工期が長引く可能性もありますので、その点も考慮しましょう。
完成予定が遅れる可能性とその対策
注文住宅の完成時期は、多くの場合スケジュール通りに進みますが、遅れる可能性もゼロではありません。例えば、天候不良による工事の中断、設計変更、建材の供給遅れなどが挙げられます。対策としては、事前に余裕を持ったスケジュールを組んでおくことが重要です。
注文住宅を成功させるためのポイント
理想の家づくりを進めるために成功するポイントを押さえておきましょう。
信頼できるハウスメーカーの選び方
注文住宅を成功させるには、まず信頼できるハウスメーカーを選ぶことが大切です。選定のポイントとしては、実績や評判を確認することが挙げられます。口コミやレビューを調べるほか、実際にモデルハウスを訪れて施工品質を直接見るのもおすすめです。また、自分の要望や理想にどれだけ対応してくれるか、過去の施工事例を通じて判断することも大切です。さらに、対応のスピードや丁寧さなど、コミュニケーションの質も選定の重要な基準になります。
コミュニケーションを円滑に進めるコツ
注文住宅の流れをスムーズに進めるためには、住宅会社とのコミュニケーションを円滑にすることが欠かせません。ポイントは、自分の希望やイメージを具体的に伝えることです。好きなデザインや間取りのイメージを写真やスケッチで共有すると、家づくりの方向性が明確になります。また、疑問点については都度質問し、見積もりやスケジュールについても細かく確認しましょう。定期的な打ち合わせだけでなく、メールや電話での確認を活用することで、誤解やトラブルを防ぐことができます。
予算内で理想の家を実現するための工夫
予算内で理想の注文住宅を実現するためには、優先順位を明確化することが大切です。全ての希望を実現しようとすると、予算オーバーになりやすいため、特に重視したい要素と妥協できる部分を整理しておきましょう。また、複数の住宅会社から見積もりを取得し、費用を比較することでコストパフォーマンスの良い選択が可能になります。標準仕様で予算を抑えつつ、後からカスタマイズできる箇所を増やす設計も一つの手です。さらに、住宅ローンを利用する場合は、返済計画を無理のない範囲で立てることが肝心です。
セキスイハイム中四国が、皆さまの家づくりをサポートします
いかがでしたでしょうか。注文住宅が完成するまでに、やるべきことがたくさんあったのではないでしょうか。先に大まかに流れをつかんでおくことで、計画をスムーズに進めることができるでしょう。一生に一度の買い物を、失敗のない充実したものになるように、参考になっていれば幸いです。セキスイハイム中四国が「この家でよかった」という満足がいつまでも続く家づくりをお手伝いします。
岡山、広島、山口、島根、鳥取、愛媛での家づくりをご検討中であれば、お気軽にセキスイハイム中四国までご相談ください。
> セキスイハイム中四国がおすすめする岡山県の分譲地をチェックする